テレワークが一斉に導入された時、入社したばかりの若手社員の人が「孤独っす!」と言っていたのを思い出します。私自身は家族がいるため、テレワークが終わった後はいつも通りバタバタな日々ですが、もし一人暮らしをしていたらそうもいきませんよね。
そこでこの記事では、一人暮らしでテレワークをしている人、孤独を感じている人に向けて、その同僚としてテレワーク経験者としてお伝えしたいメッセージを書こうと思います。あの頃の若手社員よ、聞いてください。
テレワークが孤独な人へのメッセージ
「孤独です」と表明していいしアピールしたほうがいい
1つ目に、自分は孤独を感じている、寂しく思っていると周囲に伝えていいと思います。あなたがどう感じているかは、意志をもって伝えないとわかりません。同僚や特に上司に対して、今の働き方をどう思っているかを伝えることは大切です。伝えて終わりになる場合もあるでしょうし、何らか気遣ってくれる場合もあると思います。自分から伝えることで「実は私も同じく思っていた」なんて人が現れるかもしれませんよ。
意識してコミュニケーションを取るのも手段
孤独を感じないために必要なことは人とのコミュニケーションです。迷惑にならない範囲で、同僚や上司とできるだけコミュニケーションの場を作りましょう。チャットで済む内容のことでも、たまに気分転換に電話をしてみるのもいいかもしれません。意識して雑談ができる場を作ることは自身の孤独感を解消するのにつながるだけでなく、思わぬ方向で仕事に生きることもありますよ。
連絡をもらえた方も意外と嬉しい
これは先輩の立場としてですが、後輩から相談や連絡をもらえることは意外と嬉しいものです。こんな世の中なので、上司や先輩からあまり後輩を誘いにくいですし、逆に「テレワークで孤独な日々が続いてるのでオンラインランチしませんか」などと言われたら嬉しいものです。同僚が話しにくければ、中のいい同期や別の会社の友人でもいいと思います。自分の中で溜め込むのではなく、勇気を出して声をかけてみましょう。
孤独を感じていた時にやっていたこと
次に私がテレワークをしていた時、孤独にならないために気をつけていたことをご紹介します。もしかしたら参考になる部分があるかもしれないのでよければご覧ください。
テキスト<電話のコミュニケーションを心がける
迷惑にならない範囲でチャット<電話のコミュニケーションを心がけていました。特に、同じプロジェクトに携わる同僚やチームメンバーなど、今まで雑談の機会があったけれどもテレワークを機に話す機会が減ってしまう人とは積極的にコミュニケーションをとりました。用事が済んだ後も「最近どうですか?」であったり「忙しすぎないですか?大丈夫ですか?」などと用件以外の内容も話すようにしていました。このスモールトークの中で、若手社員の人から「今日も誰とも話さないで1日が終わりそうです。泣」という話を聞きました。
打ち合わせの日程はできるだけバラす
電話会議による打ち合わせは、できるだけ異なる日に設定していました。自分がコントロールできる打ち合わせは、ばらけた日に設定することで、毎日適度なコミュニケーションが取れる環境を作っていました。特急案件はそうもいきませんが、打ち合わせの機会はコミュニケーションの機会でもあるので有効に活用していました。
仲のいい同僚とオンラインランチ
誰とも話さずに終わってしまいそうな予感がする日は、仲のいい同僚に頼んでオンラインランチをしてもらうこともありました。毎度毎度でなければ、情報交換もできてよかったですし、相手も意外と寂しさを感じていたりするので喜んでもらえました。
何をやっても孤独感が消えない時の対処法
一人暮らしのテレワークは、生活のメリハリをつけることが難しく、本当にみなさん頑張っていると思います。試行錯誤をしても日々の生活が苦しい場合、こんな解決手段もあると思います。
- 出社も取り入れてハイブリッド型の勤務に変える
- ハイブリッド勤務、フル出社ができる仕事に異動・転職する
- 仕事以外の習い事や趣味でコミュニケーションの手段を作る
直ぐには勤務体系はかえられない、でも孤独すぎて日常生活に支障が出る…なんて場合は、早急に専門機関への相談をオススメします。何より自分の中で抱え込まないでくださいね。
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